経済団体健康保険組合

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健保組合ニュース

[2016/08/01] 
健保組合ニュース 2016年8月号

7月8日開催の第93回組合会において、平成27年度の収入・支出決算が承認されましたので、その概要などについてご報告いたします

平成27年度収入・支出決算概要

一般勘定

収入合計 2,757,116,147円
支出合計 2,485,258,166円
収支差引額(決算残金) 271,857,981円
平均被保険者数 4,656人
平均標準報酬月額 467,897円
平均年間標準賞与額 1,654,910円

平成27年度の収入支出決算は,2憶7,185万円の黒字となりました。
なお、この決算残金2億7,185万円については、平成28年度繰越金に2億円、財政調整事業繰越金に62万円を繰越し、残額7,122万円は、別途積立金に積み増しします。

収入の部のポイント

  • 保険料収入
    健康保険料収入は、被保険者数の増加により、25億7,695万円と前年度比3,646万円、1.44%増加しました。
    調整保険料収入は、料率が0.02%引き下げられたことにより4,422万円と前年度比で193万円、4.18%減少となりました。
  • 財政事業交付金(高額医療費に係る健康保険組合連合会からの収入)
    保険給付費の高額案件の増加を反映して、2,908万円と前年度比で859万円、41.93%増加しました。

収入

科目 決算額(円) 前年度決算比(円) 被保険者
1人当たり額(円)
健康保険収入 2,576,955,359 36,469,443 553,470
調整保険料収入 44,222,126 △1,930,856 9,498
前年度繰越金 39,000,000 31,804,000 8,376
繰入金 23,039,000 23,039,000 4,948
国庫補助金収入 567,000 △157,000 122
財政調整事業交付金 29,087,300 8,593,100 6,247
雑収入 44,245,362 4,940,123 9,503
収入合計 2,757,116,147 102,757,810 592,164

支出の部のポイント

  • 保険給付費
    保険給付費は、13億4,451万円と前年度比で1億184万円、8.2%と大幅増加しました。
    100万円を超える高額案件や入院の件数・金額が増加傾向となっています。
  • 納付金
    納付金は、8億564万円と前年度比で678万円、0.85%の微増となっています。
  • 保健事業費
    主に人間ドックなどの疾病予防にあてられる保健事業費は、1億8,118万円と、前年度比で51万円、0.29%減少していますが、ほぼ前年度と同額となっています。

支出

科目 決算額(円) 前年度決算比(円) 被保険者
1人当たり額(円)
事務所費 105,261,443 21,739,525 22,608
組合会費 301,163 14,192 65
保険給付費 1,344,518,972 101,849,289 288,771
 法定給付費 1,306,368,172 95,955,789 280,577
 付加給付費 38,150,800 5,893,500 8,194
納付金 805,646,164 6,787,194 173,034
 前期高齢者納付金 206,764,472 12,844,676 44,408
 後期高齢者納付金 532,344,417 48,128,900 114,335
 退職者給付納付金 66,524,779 △54,186,382 14,288
 老人保健拠出金 12,496 0 3
保険事業費 181,188,649 △519,427 38,915
還付金 363,658 △331,768 78
退職積立金繰入 3,306,000 6,000 710
財政調整事業拠出金 43,588,009 △2,204,896 9,362
雑支出 1,084,108 64,710 233

決算額

介護勘定

介護保険料収入2億6,598万円と前年度繰越金等を加えた、収入合計は2億6,847万円(前年度比1.84%減)となりました。これに対し、介護納付金は2億4,616万円(前年度比1.81%減)で、支出合計は2億4,616万円となり、その結果、収入合計から支出合計を差し引いた2,231万円が決算残金となりました。

なお、この決算残金2,231万円については、平成28年度繰越金に2,100万円を繰越し、法定準備金に131万円を積み増しします。

収入合計 268,477,876円
支出合計 246,161,750円
収支差引額 22,316,126円
第2号被保険者数(平均) 4,367人
平均標準報酬月額 511,356円
平均年間標準賞与額 1,872,821円

収入

科目 決算額(円) 前年度決算比(円) 介護保険第2号被保険者たる被保険者等
1人当たり額(円)
介護保険収入 265,980,479 1,873,341 87,379
前年度繰越金 2,469,000 △6,910,000 811
雑収入 28,397 10,898 9
収入合計 268,477,876 △5,025,761 88,199

支出

科目 決算額(円) 前年度決算比(円) 介護保険第2号被保険者たる被保険者等
1人当たり額(円)
介護納付金 246,132,548 △4,539,221 80,858
介護保険料還付金 29,202 △11,990 10
支出合計 246,161,750 △4,551,211 80,868

マイナンバーの取得が始まります

平成28年1月よりマイナンバー制度(社会保障・税番号制度)が開始されました。
加入者のみなさんは、既に勤務先にご自分やご家族のマイナンバーを提出されていることと思います。
そのマイナンバーを、10月頃を目途に、勤務先を通じて健保組合は取得いたします。
このマイナンバーは健康保険で使う他、年金や雇用保険、税等、番号法やその他の法律、条令で定められた手続きで、共通で使うこととなります。
マイナンバー制度に関する詳細に関しては、社会保障・税番号制度(内閣官房)のホームページをご覧ください。また、ホームページ内にあるFAQ(よくある質問)も併せてご覧ください。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/

特定個人情報保護評価 (PIA)を実施いたしました。

特定個人情報保護評価は、特定個人情報ファイルを保有する者が、特定個人情報を保有することで漏えいなどが発生するリスクや影響に関する評価を行い、そのリスクを軽減するための適切な措置を講じることを宣言するもので、評価書を作成し公表することが義務付けられています。
当健保組合においては、個人番号の収集・利用及び情報連携における評価を平成28年8月1日付にて公表いたしました。
この内容は、個人情報保護委員会のホームページよりご確認いただけます。
http://www.ppc.go.jp/mynumber/

「ジェネリック医薬品」の差額通知を実施しました

ジェネリック医薬品の利用促進による医療費負担の軽減を目的に、ジェネリック医薬品の差額通知を実施しました。皆様が医療機関や調剤薬局でもらったお薬の中で、ジェネリック医薬品に切り替えた場合、どのくらい価格が安くなるのかをお知らせしています。

  • 対象者
    ジェネリック医薬品に切り替えた場合、自己負担額が500円以上(3ヶ月の合計)削減できる方で、当組合の医療費の上位を占める呼吸器系疾患と生活習慣病に関連する薬を服用されている方
  • 通知時期
    年2回程度を予定しており、1回目は6月(平成27年12月から平成28年2月診療分)に実施しました。
    2回目は、現在検討中です。
  • ジェネリック医薬品促進シールを配布
    ジェネリック医薬品の差額通知と併せて、ジェネリック医薬品促進シールを配布しました。
    この機会に、ジェネリック医薬品の利用をぜひご検討ください。

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